昭和三年創業
昭和三年創業のだし巻玉子専門店。 「京の台所」と言われる錦市場のほぼ真ん中に本店を構えております。 創業以来、伝承の技法で変わらぬ味を守っています。 京の食卓を彩るだし巻玉子は、ハレの日とお正月のおせち料理にはかかせないご馳走として京都の人々に親しまれています。
出汁へのこだわり
創業以来、錦の「井戸水」に、香り高く癖のない澄んだ出汁が取れる利尻昆布をふんだんに使い、 じっくり、ゆっくりと煮出すことで、昆布の旨味を最大限に引き出します。 厳選した、うるめ節、宗田鰹、さば節を加え風味豊かでこくのある当店ならではの「だし巻の出汁」が出来上がります。
伝統の職人技
三木鶏卵のだし巻玉子は昔も今も変わりなく手焼きで職人が一本一本手焼きしています。
銅製の玉子焼鍋は「有次」の特注品で細長く重量があります。
手前から奥へと巻く『京巻き』は、強火で素早く巻くことにより、
出汁の多いだし巻をふんわりと柔らかく焼くことができます。
三本の大鍋を同時に巧みに使うのは秀でた職人だからこそ出来る技です。